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フェスティバトラー~サブタイ未定~ 第一話「俺達の夏は終わらない」

お祭りに行ってきました。
しが(赤べこ)と二人で。
そんな中で生まれた「フェスティバトラー」
そんなお祭りの一時のテンションできたその物語を、SSにしろとしがに脅されました。
大判焼きっておいしいよね。
ではでは、愛と勇気の物語とはかけ離れたこの物語。

ではお祭りスタート!(追記からドーゾ)
なんか長いです。徹夜ですから。
誤字脱字等コメで。
秋祭り。
お祭りと言う単語に心おどる人は多いだろう。
何を隠そうこの僕もその一人だ。
市内の大きな神社のお祭りに来てみた。
少し早めに自転車に乗ってやってきた。
もう近くの駐輪場は自転車でいっぱいで、仕方なく道端に止めた。
「さてと・・・まずは何しようかな」
そこで見つけたのはお祭り恒例のくじびき。
はずれの景品がもう恒例になりつつあるくじだ。
「一回三百円・・・いけるな」
まぁ大したものはあたらいだろうし、やってみるのも一興か。
「すいませんおじさん。一回です」
「おじさんじゃねえ。俺はまだ30だ」
30はおっさんではないのかと、ツッコミをいれつつくじを引く。
よくここでかき回したりする奴がいるが、一発で勢いよく引くのが漢だ。
出た番号はハズレの番号。
「おお、にいちゃん。こいつはすげえぜ!」
いったいなにがすごいのかと問い詰めたいな。
手渡されたのは『ハリセン』。

『ハリセン』
攻撃力200防御力100属性 ツッコミ

「・・・つまりあなたがこの区画の3人目のフェスティバトラーなのですね」
後ろからそう言われた。
ちょっと待て、オーケー、話が読めない。
後ろに立っていたのは実行委員長のおじいさん。
「なんですかあなたはいきなり」
「あなたも参加してしまうのですか・・・。あの呪われた戦いに」
「そんな禍々しいものならできれば参加したくないですね」
「しかし参加するというのなら止めはしません。さぁ行きなさい若人よ!」
「さも俺の意思で参加しようとしてるように言うなっ!」

「で、そのフェスティバトラーってのはなんだよ。つーか参加しねえからな」
説明を求めると実行委員長は静かに唇を開いた・・・。
「わざとらしいアオリを入れるな」
「どこから説明しましょうか・・・。そうですね、ではあの時の話から。あれは」
こっからの話はとんでもなく長かったので省略。
要約すると
いつからかしらないがこの祭りには10年に一度のフェスティバトラーという伝統があったらしい。
名前自体は最近出来たものだが、その歴史は古く明治あたりから。
お祭りの中で区画から三人の代表を出しお祭りの中で手に入れたものを武器にして少年少女が戦う。
ちなみに食べたものは数値化され能力になり
武器になりそうなものはその人が使う武器になる。
・・・バカみたいな話だ。
戦う人数は50人。
最後の一人になるまで戦いは終わらない。
俺は特に理由もなくこの戦いへエントリーされたらしい。
「あなたは私の孫に守らせるように言いましょう。ぜひ参加してください」
「いや、しないって」
「ひとみ、この子もフェスティバトラーだ。守ってあげてくれないか」
現れたのは銀色の髪の少女。
「・・・自分の身くらい自分で守れないの?」
「仕方ないだろう。この区画から欠員がでたらいろいろ言われ・・・」
「ちょっとマテ。俺って欠員埋めるだけかよ」
「あらそうよ?じゃなかったらアンタみたいな腑抜け、バトラーにしないわよ」
「初対面で腑抜けはないんじゃないか」
「あらそう?じゃあ言い換えるわ。アンタみたいな脆弱なのバトラーにしないわ」
「余計酷くなった!?」
口の悪い女だな。
「あなた今私を口悪い女だと思ったでしょ?あなたもかなり頭悪いわよ」
・・・。

「では午後七時から開始です。それまでゆっくりお祭りをお楽しみください」
「もう強制参加ですね」
「二種類以上の武器は禁止。食べ物は自動で能力補正ですので」
「・・・はぁ」
「いや、しかしあなたのような人が参加するのは少しうれしいですね。第一回目経験者としても感慨深い・・・」
「あ!明治から始まったんだろ!第一回目ってなんだよ!さっきの説明は嘘か!?」
「・・・」
「黙ったな!やっぱり嘘・・・」
「男の子は細かい事気にしちゃいけません!!」
怒られた。
どっちかって言うと俺のほうが正しいと思うのだが。
さって仕方ない。俺は物事には逆らわない主義なのだ。
「おいそこの銀髪の」
「ひとみ」
「ん?」
「私の事はひとみって呼びなさい。それとあなたの名前は?知らないと呼びづらいじゃない」
「あ、俺か。俺は大翔って言うんだ」
「そう大翔ね。あなたにはもったいない。大と翔の字がかわいそうだわ」
「俺そこまで罵倒されるような事お前にしたっけ!?」
「私が好きな芸人にあなたがそっくり」
「しらねえよ!」
「ちなみに芸人なんて好きでもなんでもない」
「とんだ言いがかりかよ!」
「実は愛情の裏返し」
「マジか」
「裏の裏の裏裏、ハルウララ」
「もうハルウララってそんなん通じねえよ!」
「ふ、これだから若いのは」
「もういい、祭りまわる。ほら、手」
「なによ」
「はぐれると色々面倒だろうから、手」
「繋いでもいいわよ?あなたが私の永遠の奴隷になるなら」
「条件重っ!」
「性奴隷よ」
「女の子がそんなこと言うんじゃありません!」
「なにそれ、あなた私の遠い親戚?」
「お前の親でもそれくらい言うわ!つーか人類みな親戚で・・・ってそんなん今はどうでもええわいっ!」
俺の武器にハリセンが来たのは運命だったのかもしれない・・・。

そして夜七時。
周りのスピーカーからアナウンスが流れる。
「バトルロワイアル、スタートです」
「なんか言ってる事が急に恐ろしくなったな!」
そしてその直後近くで爆音、悲鳴。
上がる火の手。
「フェスティバトラーってこんなに危険なモンだったの!?」
「そうよ、気を抜くと・・・死ぬわよ」
そんな戦い参加したくなかった・・・。
僕がそんな遅すぎる後悔をていると、敵が現れた。
「なんやなんや、まだ戦いに出とらん奴がおるやんけ!大阪生まれのワイが祭りってもんを教えたる!」
「どうやら敵が現れたみたいね。あなたは下がってなさい」
「俺も戦うんじゃないの?」
「この戦いが遊びじゃない事、見せてあげるわ」
そういってひとみは大阪野郎の前に行った。
「さぁ、殺してあげる・・・」
「いい殺気もっとるやんけ・・・。なら敬意を表してワイの武器、みせたるわ!行け、スターライトブレイカーっ!」
男の手から何かが放たれる。
ひとみの肩すれすれを通りそれは地面に到達する。
その間わずか0.5秒足らず。
そしてその地面は爆発した。
「・・・なんて威力だ・・・」
「いいスピードね。それ」
そしてその男が持っていたのは、
「すげえ威力だから何かと思ってみてみたら何だそれは!あのなんか紙が丸めてあって伸びるアレじゃねえか!」
そう、正式名称がわからないアレだったのだ。

『スターライトブレイカー(紙が丸めてあって伸びるアレ)』正式名称不明
攻撃力3000防御20(伸びた先ほど低くなる)属性 紙

「スターライトブレイカーなんて大層な名前つけやがって!」
「黙れい!貴様もハリセンやないか!」
「あら大阪。あなたの相手は私のはずよ?」
「誰が大阪やねん!文句あるなら仕掛けてきいや!それともなにか~、女だからできひんか~?」
ふざけた感じで大阪野郎が言うと、ひとみからまた殺気が放たれた。
今回は俺にも伝わるくらいに。
「女だからって、ばかにしないでよね」
「ほんならワイのスターライトブレイカーをかわしてみいや!」
またアレが男の手から放たれる。
今度はひとみに直撃するコース。
「危ないっ!」
「大丈夫よ、こんな攻撃。今まで何回も受けてきてるわ」
「どんな過去!?」
「そして対処法も・・・知っている」
ヒュンと音を立ててひとみの手から何かが放たれた。
それも一つではない、複数個。
そしてそれはスターライト(ryをひとみの寸前で止めた。
「なんや?わいのスター(ryが止まった?」
「これの弱点は伸ばせば伸ばすほど強度が下がること・・・だったら先端を破壊すればいい」
ひとみが右腕を勢いよく上にふると、大阪野郎のス(ryの先が折れた。
元々の材質が薄っぺらい紙だからなぁ・・・。
しかし、何で折ったんだ?手に何かつけてるみたいだけど。
「これが私の武器・・・スターライトブレイカー・・・」
「よりによってパクった!」
そこ張り合うところじゃねえって!
「確かにここで張り合っても仕方ないわね・・・」
「そうや!わいのスターライトブレイカー(負傷中)の方がかっこええで!」
「じゃあ『聖弓の求道者』でどう?」
「わいのよりごっつカッコエエ!」
ニックネームはさほど問題ではないと思うのだが、こいつらに日本語は通じないようなので放置。
「じゃあ、これで一気に終わらせてあげるわ!」
ひとみはス(ry(負傷中)を離して言った。
大阪は折れた部分を元に戻している。
ヒュンと音を立て今度は男を標的に何かが飛んでいく。
そしてそれは男の動きを封じた。
「なんやこれ・・・動けへん」
そしてその男に絡み付いているのは、水風船とそれの輪ゴムだった。
「これが私の武器・・・聖弓の求道者よ」

『聖弓の求道者(水風船、水ヨーヨー)』
攻撃力(一つにつき)20~30防御5属性 水

「こんなところで・・・負けられるかいなーっ!」
死に物狂いでアレを放つ大阪。
そのまま伸びれば目に当たるようなコースで。
しかしそれも寸前で止められる。
「くそっ!なんでや!なんで水風船ごときに・・・」
「残念ね、これであなたはおしまいよ・・・。爆!」
爆!とひとみが叫ぶと水風船が割れた。
そして大阪のまわりにはコショウが舞っている。
「せ・・セコイで譲ちゃん!ぶえっくし!」
「・・・そしてあなたの武器は使用不可能よ」
スター(ryの周りの水風船は普通に水が入っていたらしく、びしゃびしゃでもう使い物にならなさそうだ。
「これほどのコントロールなんかいな・・・」
現実離れしたその光景に俺は言葉を失った。
もうどこからつっこんでいいのか、わからなかったのだ。
「それじゃ、とどめね」
動きを封じられた大阪に最後の水風船が飛ぶ。
「・・・爆」
目の前でコショウが飛び散る。
そこでさっと後ろを向くひとみ。
「お祭り―――」
一つだけ割れていない水風船がバシャンと音を立ててひとみの手に戻る。
「終了」
どさりと大阪が倒れた。
どうやらこれで勝ちらしい。
「さて、水風船取りに行かなきゃ!ほらいくわよ大翔!」
「はいはい」
「愛は一回よ、大翔」


「Hay、そこのフードかぶったボーイ?アナタ、フェスティバトラーですネ?」
「君達も・・・バトラー?」
「型抜きの安全ピンと」
「おもちゃの弓ネ!」
「へぇ・・・強そうだね」
「我々のコンビに・・・勝てるかな!?」
「・・・僕の名前、教えてあげる」
「へぇ、ソイツは光栄ダネ!」
「僕の名前は・・・祭囃子」
「マツリバヤシ・・・?まさか!」
「そのまさかだよ」
ゴッっと音を立てて何かがフードをかぶった少年から放たれた。
その瞬間、その少年に絡んだ二人は吹き飛び、後ろにあった屋台につっこんだ。
「・・・まだ、弱すぎたね、二人とも」
遠ざかっていくフードをかぶった少年の後姿を見送りながら、屋台に突っ込んで負けた男は叫んだ。
「祭囃子が・・・祭囃子がでたぞーーっ!!!」

「誰か・・・僕を満足させてくれる人は・・・いないかな」
祭囃子と呼ばれた少年は楽しげに呟いた。



「なんかさぁ、これだけでも大分書いちゃってるんだけど」
「そんなん知らないわよ。意外に長編になって作者も楽しんでるんでしょ」
水風船釣りをしながらひとみは答えた。
すでに40個近く取っている。
「・・・すごいなお前、実は水風船釣りの達人か?それただの紙じゃん」
「髪の毛仕込んでるもの」
「イカサマかよ!」
「いえ、フェスティバトラーにはお祭りでかなり自由にいろいろ出来るから、イカサマではないわ」
「じゃあカツアゲとかできるのか?」
「他人に迷惑かけちゃ駄目よ」
「・・・店のおじさんに迷惑かけてるじゃん」
「・・・」
「自分でもそう思ってるんだな?だろ?そうなんだろ?」
「男の子は細かい事気にしちゃいけません!!」
ああ、こいつは本当にあのじいちゃんの孫だな。
「さて、そろそろいいかしら」
手に大量の水風船をぶら下げて立ち上がるひとみ。
「重いわね。100%、もしくは全部、あわよくばすべて持ってくれない?」
「やだ」
「でしょうね、でもあなたに拒否権があると思ったら大間違いよ」
「僕の人権は!?」
「私のいったことには全て『イエスマイロード』で答えなさい、いいわね!」
なんでだよ。
まぁ逆らってもどうせ無駄だろう。
「・・・イエス、マイロード」
「あなた実はドMでしょ?」
「お前が言わせてるんだろうが!」
「そこはイエスマイロードでしょうが」
「俺の意思は?」
「無いわよ」
「言ったとして俺になにか利点は?」
「私があなたのモトカノになったわ」
「付き合ってもいねえ!」
そんなバカを言い合えるのはいいなぁ・・・。
「あ、今Hなこと考えたでしょ?」
「考えてねえよ」
「残念、Hなことを考えたのは私でした~」
「最低だなオイ!」
「えへへ!」
「かわいらしく言っても駄目だろ、いやむしろ駄目だろ」
そこに新たな敵が現れる・・・。
「やぁ、君達」
「かわいらしく言っても駄目なら、オトナらしく言えばいのかしらん?」
「そういう問題ではないだろう・・・」
「やぁ、君達」
「じゃあちっちゃい子みたいに言えばいいの?お兄ちゃん?」
「残念ながら俺はロリコンではない」
「無視するなーっ!」
「おお、やっとキレた」
「俺だったら最初でキレてたな」
「わかっててやってたのか!最低だお前ら!」
「うふふ」
妖艶な笑みを浮かべるひとみ。
ちょっと惚れそうになった。
「もう我慢できん!ぶっ倒す!」
おもちゃの剣らしきものをふりまわすその男。
紙一重で交わし、距離をとる。
「ちっ、外したか」
「・・・その武器はなんだ?」
「これは・・・一昨年の戦隊ヒーローの武器だ!」
ババーンとその武器から安っぽい音が出た。
「なんとお面まで揃えてある!」
・・・。

『戦隊ヒーローの武器(古め)』
攻撃力500(残りの四人の武器と合体させると最強のわざ、アルティメットブラスターが打てるぞ!)防御300属性 特撮


大方で割高の出店で売ってたんだろう。
「大翔、あの子は一つだけ間違えてるわ」
「なんだ?」
「あの武器は一昨年ではなく去年の戦隊ヒーローよ」
「お前見てたな!」
「見てただけじゃないわ、DVDも購入済みよ」
「お前絶対駄目な子だろ!あえて言わせて貰おう、カスであると!」
「それは若さよ・・・」
「俺をまた無視するなーっ!」
向こうは本気でキレた様だ。
「アルティメット・ブラスターっ!」
出るはずのない必殺技の名前を叫んで・・・え?
なにやらエネルギーがキュインキュインと溜まっていく。
「え、あれなに?撃てるの?」
「大翔!伏せなさい!アレはなにかマズイ!」
水風船を放ち、止めようとするひとみ。
しかし、充填のほうが数秒早かった。
「悪よ滅びろ!ファイア!」
ものすごいエネルギーが放たれる。
ひとみの放った全ての水風船を灰にしてその光線はひとみに向かってきた。
「あ・・・あ・・・ダメ・・・」
避けようとしないひとみをひっぱって伏せさせる。
光線を間一髪回避する。
「いたっ!何すんのよ!」
「それだけ元気なら問題なさそうだな・・・」
「バカ!あんなの勝てるわけないでしょ!」
「じゃあお前は黙って見てろ。俺が戦う」
「なによ!さっきまであんなにイヤだって!」
「・・・女が、しかもそれがさっきまで仲良く喋ってた女子が危険になってんだぞ?だったら男として・・・」
俺の体は思うより先に行動に移った。
「逃げるる訳にいかねえだろ!」
スピードなら負けない。
あの武器なら勝てる!
「突っ込んで来るなんて、バカだな!」
剣のようなモードにして突っ込んで来るあっちの奴。
「バカはお前だ、剣に俺に勝てると思ったお前がバカだ」
スパーンと頭をハリセンで叩いた。
「何?早いだと!?」
「言っとくけど、俺剣道二段ね」
一応部活内トップクラスですが何か?
その後も容赦なく叩き続ける。
スパーン、スパーンスパーンスパーンスパーンスパーンスパーン。
数分後、武器を粉々に砕かれた男の姿が。
「あいつ・・・悪魔かなにかじゃないのか・・・」


「・・・驚いた、意外に強いのね」
「まぁな。ハリセンがいい感じに手になじむんだ」
「これは私の中でのあなたのランクあがったわね・・・」
「どんくらい?」
「今までイナゴの下だったけど、いまので公園のブランコクラスに格上げね」
「わかりづらいっ!」


その後も現れる敵をハリセンで叩きながらお祭りを楽しんだ。
このバトルも特に驚かれるようなこともなかった。
それでいいのかこの地域。
そして時刻は午後九時半。
補導されるギリギリになった。


そこでアナウンスが流れた。
「さぁ残るところの五人となりました。あ、今四人・・・三人です」
なんかリアルタイムで伝えられるのが生生しいです。
「さて、このくらいでいかな・・・」
「そんなにあっても仕方ないと思うんだけど」
ひとみが持っているのはもう数えるのが面倒なほどの水風船。
「じゃあ半分あげるわよ」
「いらん」
「大翔はツンデレなのね」
「違うと思う」
「返事は、イエスマイロードわたくしめはあなた様のブタです、でしょ?」
「いつだれがそんな返事を俺に求めたんだ」
「たった今、私が」
「オーケー、俺に聞いたお前がバカだった」
「逆よ。俺が生きてたことがそもそも悪かった。でしょ?」
「なんで俺はそんな事を謝罪しなきゃならないんだっ!」
そんなバカなやり取りをさえぎられる。
「やーっと見つけた」
声のするほうを向くとそこにはフードをかぶった小柄な少年がひとり。
「あ、君が最後のフェスティバトラー?」
「うん、そうだよ?じゃあまず自己紹介から。僕の名前は祭囃子。よろしくねお兄ちゃん」
「おう、俺は大翔って言うんだ。よろしくな。そんでこっちがー」
見るとひとみは青ざめた顔で立っていた。
「どうした?なんか悪いモンでも食ったのか?」
「祭囃子・・・生きていたのね・・・」
「・・・生きていたって、大袈裟だな。何もんだよ」
「去年の優勝者よ」
「そいつは強そうだ・・・って、俺は十年に一度って聞いてたんだけど?」
「ウソよ」
「ああ、そこまで堂々と言われると・・・」
「でも、彼には勝てるかしらね」
祭囃子を指をさして言った。
「どれくらい強いんだ?」
「水牛8頭分よ」
「もっと具体的に言うと?」
「15対1でその15人に自分の武器を知られる事なく10秒で全滅させる程度よ。大したことないわ」
「ウソ付けお前、足震えてるぞ」
「寒いのよ!」
「あっそ」
「ともかくあなたはひっこんでなさい。あいつは私が倒すから」
「じゃあ、決勝で会おうぜ」
「私が全力を出せば武器くらいはわかるでしょ」
そう言うとひとみは先手必勝とばかりに水風船をとばした。
「聖弓の求道者!爆!」
目くらましに数個爆発させ残り全てを祭囃子に向ける。
しかしそれは祭囃子には通用しなかった。
全てが何かによって打ち落とされる。
全てが祭囃子に届くことなく割れていく。
「なんだ・・・この程度?」
「あんまりおナメじゃないわよっ!」
指にはめた輪ゴムで拘束しようとある限りの水風船を放つがことごとく打ち落とされる。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」
「・・・無駄、無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」
「それなら・・・一発くらい!」
突進とともに水風船を飛ばす。
これが最後の一個。
万策尽きた突進だった。
「お祭り・・・終了ね」
最後の水風船が祭囃子に当たることなく割れる。
突進したひとみはその場にどさりと倒れた。
「ひとみっ!」
「すごい執念だ・・・。この子はきっと強くなれる」
「祭囃子ィ!」
俺はハリセンを持って突っ込んだ。
「いい気迫、いい殺気、いい憎しみだ。でもそれは根本的に間違ってる」
「何がだ!そんなん知るか」
足元に何かを打ち込まれ、立ち止まる。
「頭を冷やして」
「うるせえ!何が間違ってるんだよ!」
「それは・・・そこの大したダメージもうけてないのに倒れて起こして欲しそうなあの子に聞いたら?」
倒れているひとみを指差して祭囃子は言う。
「・・・くそっ!」
この悪態は恐らく自分へのものだろう。
「大丈夫か?」
手を差し出して呼びかける。
「ええ、特に何ともないのよ」
「ないのかよ!」
まったくこの女は。
「お前はどうしようもないツンデレだ」
「うるさいわね!私は元々こんな性格なの!アンタみたいなバカ犬に何か言われるような筋合いはないわ!」
「・・・素直じゃねえ奴」
「何か言った」
「いいえ、何も」
「言いなさい!」
「何をだよ」
「あたしのこと好きだって言いなさい!」
「何でだよ。俺別にお前の事なんとも思ってないぜ?」
「う・・・バカァ!このバカ!死ね!今すぐ腹掻っ捌いて死ね!」
「もうちょい告白は待っててもらえると嬉しいなぁ・・・」
「話聞け!死ね!待たないから死ね!」
厳しい奴・・・。
「じゃあ告白しないで俺は死なない」
「このツンドラが」
「お互い様・・・と言いたいところだがそれは間違っているな」
「わざとよ」
「あっそ」
おっとストロベリッちまった。
それは置いといて、と。
「俺の何が間違ってる?」
「頭冷やせバカ」
簡単な事だったんだ。
頭に血が上っていただけだったんだ。
「わかったみたいだね。それじゃちょっときゅーけー。お好み焼き食べて体力ととくこうを上げよう」
「お好み焼きすげ」
「君にはぜひ『ポ●モンのインドメタシンかよ!』って突っ込んで欲しかったなぁ」
「ちなみにインドメタシンはすばやさよ」
「・・・間違えとるやないかーい」
気まずい沈黙。
仕方なくお好み焼きを黙々と食べる。
モクモクモクモクモクモクモクモク・・・。
「僕、これが最後かもしれないんだ」
口を開いたのは祭囃子。
「来年からは参加できないかもしれなくてさ。最後は最高の戦いにしたいんだ」
そんなこといわれたら、俺だって努力するさ。
「じゃあ俺がお前をこてんぱんにしてやる」
「できるなら」
そして二人で笑った。
混ざりたさそうにひとみがこっちを指をくわえてみていたが無視だ。


「さぁ始めようか・・・最後」
時間は21時45分。
ちょうどいい時間だ。
「その前に、お前の武器当てとくわ」
「あ、わかったの?あの女の子に聞いた?」
「いや、見ててわかった」
「すごい動体視力・・・」
「お前のその武器は・・・」
実はあいつが最後の突進をしたとき少し見えた。
「ラムネのビーダマだ!」
「正解!すごーい!今まで誰にもばれたことなかったのに!」

『ラムネのビー玉』
攻撃力400(最低攻撃力)防御5属性 ガラス


「よし、これでおしまい。じゃあいくよ!」
指の間にビー玉をはさんでポーズを決める祭囃子。
「こういうの一回決めてみたかったんだよね・・・『魔弾ー零』とか」
だからニックネームに何か意味が?そして何故みんな若干中二病気味なんだ。
「君のハリセンの名前は?」
これはつけなきゃいけないのか?
「『そろそろ人生に疲れてきた30代の葛藤』だ」
「かっこいい・・・」
ここまで純粋なリアクションをとられると困る!
「またの名を・・・『もう帰ってこないあの夏』・・・」
「二つ名持ち・・・かっこよすぎる」
だめだ、こいつの前ではどんなボケも霞む・・・!
「もういい!さあ勝負だ!」
俺がそう言った瞬間勝負はすでに決まっていた。
穴の開いたハリセン。
交錯する二人。
砕け散るビー玉。
祭囃子の満足そうな顔。
そして・・倒れる祭囃子。
勝った・・・。
ふぅ、と一息つき祭囃子に駆け寄って手を出す。
「立てるか?」
「うん、大丈夫。だって僕神様だもん」
大胆告白。
「みんな楽しそうだからさ・・・。ついつい出てきちゃって」
「そうホイホイ出てきてもらわない方がいいんだけどね・・・」
まぁ、そんなに悪い事でもないだろう。
時間は22時・・・。
「やっべ、補導される!」
「あ、そっか。じゃそろそろ帰らなきゃ」
「じゃな、神様」
「ばいばーい」
そしてなにやら騒がしかった祭りの夜は終わりを告げた。


十年後、俺は銀色の髪の女性とあの祭りに来ていた。
「まさかこんなんが出会いとはね・・・」
「子供が出来たらそれだけは言わないでおこう・・・」
なんてバカな話をしていたら、目の前の人ごみからフードをかぶった少年がでてきた。
手にはハリセンと水風船。
未だ変わらないお祭りグッツ。
俺たちはそれを手に取った。
そしてフードをかぶった少年が一言
「一緒に遊びませんか?」

fin


一時のノリでこんなもん書くんじゃなかった・・・。
もうこれ学校の部誌に載せようかな・・・。




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コメント

ありがと(笑)
べ、別に嬉しくなんてないんだからっ!!
勘違いしないで欲しいなっ!!
こんなダメ小説で大笑いすると思ったら
大間違いなんだからねっ!!
親に怪しい目で見られたりしてないんだからっ!!
勘違いすんなっ!!
何故ツンデレ。別にツンデレやってもらっても嬉しくないんだからね!
うはっ!マジできたよ!!俺落札www
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プロフィール

長谷川ナナシ

Author:長谷川ナナシ
みんなで作った輪は大きくなりすぎて
時には君がどこにいるのかもわからなくなって
そっと誰かがくれた優しい言葉が
君のものだと教えてくれたんだ
腕をかき 風を切れ 前を向き
涙がにじむほどに真っ直ぐ
この空を駆け抜けろ
きみは一人僕で二人
いつしか「僕たち」になって
この輪で次の ジャンプを目指すんだ
その足が震えても 僕らが連れて行くよ

~Little Busters!  Little Jumper Verより~

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